会長挨拶

私たち精神保健福祉士の活動領域は、医療、施設だけにとどまらず、学校、行政、企業など多岐にわたってきております。それは、ストレス社会や格差社会と言われる現代社会において、あるべき姿というモデルに意味がなくなり、一人ひとりがどう生きていくかということを問われる時代になってきている証拠でもあると感じています。

私たち精神保健福祉士の存在意義は、皆さんがいかに生活の質を向上できるかにあります。そのためにも心の病かどうかにとらわれず、人が生きていく上での生きづらさに寄り添い、かかわり続ける過程において私たちの専門性は発揮されます。

皆さんの身近に精神保健福祉士は存在しています。私たちは常に皆さんと一緒に悩み、考え、皆さんがどう生きていきたいかに寄り添う専門職です。その際、私たちが大切にしているのは、皆さんがこれからの自分のことを決めていくことに必要な時間と場と考える機会を保障し、迷いに寄り添い、決してあきらめずにかかわり続けることにあります。

人がよりよく生きていくことにかかわるためには、たくさんの知識と技術が必要です。さらに、それらを効果的に使う観察力、加えて、かかわる対象の方のお役に立つための倫理観が不可欠です。私たち、香川県精神保健福祉士協会は、会員一人ひとりの質の担保に全力を挙げて取り組んでまいります。

また、私たちは県民一人ひとりの生きづらさに寄り添う社会的使命を担っております。その使命を果たすためにも、関係諸団体の皆さまとも連携を図りながら、香川県における精神保健福祉並びに関連領域の課題にも取り組んでまいりたいと考えております。

 香川県で活躍する精神保健福祉士の皆さま、当事者やご家族の皆さま、関係諸団体の皆さま、どうか今後とも、当協会活動におけるご理解とご協力のほど、よろしくお願いいたします。

 

 

 

2017109

香川県精神保健福祉士協会

 会 長 齋中 康人

 

 

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