9月定例研修会報告

 

【日 時】平成2991日(金) 19:0021:00

【場 所】かがわ総合リハビリテーションセンター 第2会議室

【テーマ】実践報告 ワーカーとしての私を支えた自己研鑽

【報告者】石河純子氏(図子メンタルクリニック)

【参加者数】22名

 

 

 

  研修報告

 

 今回は、石河氏の実践報告を通し、自己研鑽について考える研修であった。

 まずは石河氏より振り返りが語られた。前職についていた頃の想いや、現在の職場環境、精神保健福祉士協会とのかかわりについて話された。PSWを始めた当初は、協会研修に参加する際に「知識や経験がないとついていけない」と身構えて行ったが、参加者が意見を言いやすい雰囲気であった。そして、現在の職場ではPSWは一人であり、PSWとしての支援の方法やかかわりについては協会研修や協会役員としてつながった協会員に色々と聞くことが出来た。また、有志のメンバーでおこなっているピアグループスーパービジョンにも参加するようになり、支援を振り返ることが出来たり、自分にはなかった視点をもらうことが出来たりする。それにより、自分の成長を感じたり、逆に大切にしていた事を忘れていることに気付かせてくれるとのことであった。

  そして、その石河氏の話を踏まえ、グループワークがおこなわれた。50分ほどであったが、経験年数に応じてグループ分けがされており、意見の出しやすい雰囲気で話が止まることはなかった。グループワークでは、「先輩や同僚、協会でつながった人たちと支援について話し合うことで様々な視点を学び、そこから自分の考え方の傾向など自己覚知へも繋げることが出来る」ということや、「日々の業務の中では、支援内容に関する検討はなされるものの、自分自身を振り返ることは時間的に困難で、ちゃんと時間をとらないと難しい」、「自己研鑽していくことがひいては対象者の利益に繋がる」、「スーパーバイジーのみならず、スーパーバイザーをする側も自己研鑽になる」など、自己研鑽について様々な考え方が話された。

 最後に、参加者より、石河氏へ「研修への参加は身構えたと言っていたが、不安なのは皆同じだと思うが、他のPSWは皆立派に見え、同じ職種の人に弱みを見せるのが怖いと思う。しかし、それを越えて研修に参加することが出来たのはなぜか」という質問があった。石河氏からは最初に参加する一歩の勇気さえあれば、と話された。そして、「研修に参加して、弱みを見せて恥ずかしいと思った記憶はない。それどころか、受容してくれるので、安心を求めて参加している。」とのことであった。

PSWとして働いていく中で、抱いた不安や葛藤を少しでも自信やモチベーションに変えられる様、自己研鑽は必要不可欠である。また、色々な方法での自己研鑽があるが、法人内にとどまらず、外部へと目を向け、一歩踏み出すことでまた新たな視点や考え方が得られるだろう。また、顔の見える関係を築くことでつながりも生まれる。石河氏が教えてくれた様に自己研鑽の場に踏み出せていない方にも一歩踏み出す勇気を持って欲しい。

 

報告 大杉 真央(大西病院)